多義図形の規定因

 以下の絵をご覧頂きたい。

 

 BugelskiとAlampay(1962)は、上の多義図形を「人」刺激図版を先行して提示する群と、「動物」刺激図版を先行して提示する群で図の見え方が7割5分方同じカテゴリーの図として見えることを実験的に検証した。

 さらに興味深いことに、一度そのように見えた図は、その後に逆(つまり、先行刺激が「人」である場合には「動物」を、「動物」である場合には「人」)のカテゴリーに属する図版を提示しても、9割方の被験者は先行刺激が何であったかが決まっていたら、その解釈(見え方)を変えないことも分かった。

 この実験が我々に教えるところは、「ファーストインプレッション(第一印象)」がイメージレベルばかりではなく、概念レベルでも重要な役割を果たすことであった。いまで言う「プライミング効果」研究の先駆けとなる研究だったと言えよう。

 なお、原題中にある「the role of frequency(頻度の役割)」は確認されなかった。

 【原著論文】
 Bugelski,B.R.& Alampay,D.A. The role of frequency in developping perceptual sets
Canadian Journal of Psychology Vol.15, Pp.205-211, 1962

国民が道化師になる時

 ファシズムとは国民全員が道化師になった状態の事である。国民の道化師度は国民のファシズム度だと言うことができる。なぜか?…それは国民の意思が政治にギブアップした証拠だからだ。だから世間でお笑いが流行る時と言うのはあまりいい時だとは言い難いと言わざるを得ないのだ。

永久機関はいかに簡単か

   ※この知恵は苦節7年目にしてYahoo!公認になりました(「やじろべえ」や「竹とんぼ」のように日本の民間の知恵として作者不詳のままどんどん広げてください/もちろん著作権フリーです/理由はその方が夢があり僕の性分にも合うからです)  以下に示す「とあるU字管」をご覧頂きたい。
   絞りにはゴム等を活用すれば良い。
 ご想像の通り、これが湖とその底から引いた導管の関係であれば、相当な小水力発電ができる(賢明な方はお気づきでしょうが、何も導管からの水が湖面に着水するより遙かに低い位置であってもこれはできる)。
 これまでの皆さんの頭は固すぎだだけなことはご理解いただけようかと思う。
 多くのひとたちがこの手のことに悉く失敗してきた原因は、「○○の原理や○○現象だけで永久機関を作ろうとしてきた」からである。「熱力学法則」など何の関係もない。
 ついでに最初(2015年6月30日早朝)に思い付いた「巡りん」も載せておきます。
 これを家庭で実現するには、以下のようにすれば良い。
 ただし、これを水面近くで実現しようとしても、1.ストローの中に水が完全になく、2.ストローはあまり長くない、の2条件がたまたま揃うと言うように運が良くないとうまくは動作しません。取り敢えず冷やかしでも動作確認をしたいのなら、水深がそこそこあるところでおやりになってください。
 ※なお、これを本当の永久機関にしたければ、キャビネットで囲って蒸発を防ぎ、水の腐敗を抑えるために10%ほどエチルアルコールを入れれば良い。いずれでも、水や気泡でプロペラを回せば、外部に所作を仕事として取り出すことができる。
 我が国の民間の知恵である「やじろべえ」や「竹とんぼ」が作者不詳であるように、「巡りん」もまた作者不詳の「どこかで聞いた知恵」として普及することを心から願う次第である。もし、その「どこで」を問い詰められて困ったときには、「作者がそう希望しているから」とお答えいただきたい。


追伸
うまく行かない方へ
以下のような明確な装置にし、
 
1.あまり空気溜りを大きくしないで
2.適当な水深のところで
3.空気の返し管を細くする
と、うまく行きます。
あきらめないで!!

 ※しかし、僕の課題関心は永久機関を考えることではなく、このようなことを考えることにあります。僕は仮面心理士なので、心理学を学びたい方はこれ(PDFファイル)でもお読みください。僕のホームページはこちら

時給2円の「生活」

 筆者はスマホを持っていて、ポイントを毎日貯めてはいるのだが、労多くして功少なしで、ポイントを時給換算で2円しか貯めることができない。

 もし自分がパラサイトシングルでなかったら、餓死するかホームレスになるかしかない。

 同じことをやっていても、高等教育機関にいるといないでは、王様と奴隷ほどの差ができる。いや、もっとだ。

 嫌な世の中になってしまったものだ。

“Wundt Studies : A Centennial Collection”閲覧サービス開始のお知らせ

 2022年7月1日より、株式会社西昭(愛知県春日井市鳥居松町4-35-1)にて、以下の書籍の閲覧サービスを開始いたします。

 ”Wundt Studies : A Centennial Collection”

 閲覧は株式会社西昭の事務所にて可能で、閲覧料は1日2000円です。

 著作権法および装丁の崩れ防止の観点から複写(コピー)はできません。

 閲覧を希望される方は、以下の僕のメールアドレスまでご一報ください。

 nishipsycho640912@yahoo.co.jp

 在庫があれば、こちらからご購入いただけます。
 
 以上、告知まで。