雷雨の謎といのちのはじまり

 
 タイトルの内容を書くに当たって、この内容が真実から筆者自身も五里霧中状態であることをお断りしておく。

 さて、筆者は先の記事にも書いた通り、この世で雷様が一番怖い。この記事を書いたところでその恐怖が変わることは全くない。

 雷雨がなぜ起きるのかと言うと、厚い水蒸気の塊、つまり雲ができて、厚い雲中の大気温度が日光を遮断するために引き起こされる温度低下により水蒸気が結露し、それが雨として降るわけである。

 同時に、厚い雲中の酸素温度が低下し、これが帯電して蓄電容量を超えると雷様が落ちるわけである。このような自然界における電気現象で「電源(この場合は帯電酸素の塊)」が冷えずに発生する電気現象はひとつもない。

 当然、落雷直後の雲中酸素の塊は温度低下する。そうするとまた帯電し、次々と落雷が発生する。つまり、落雷が連続して起きるのは、雲中酸素の連続的温度低下による。

 ひとつ特記しておきたいのは、雷様が落ちるに当たっては、たとい0.0001ミリ秒前でも、雷様は落ちるスポットを「決めて」落ちる、と言うことである。

 帯電酸素からの電圧の高まった落雷においては、地上で(いかに僅かでも)先行して正の逆起電力が生じ、そこへ落雷するわけで、したがって落雷を避けたければ、起電力の起きない地上物件の下にいれば良い。

 風の強い雷雨と風がほとんど吹かない雷雨がある。大気中の風と言うのは上空の温度差による気体のアップセット(動転)が地上にまで波及したものであるから、いずれもありうるのはおかしな話ではないが、そのアップセットがある程度以上にある場合が若干多いため、風を伴う雷雨が若干多いのは得心の行くところだろう。

 雷雨のあらましについては以上の通りである。

 話が大袈裟に聞こえるかも知れないが、いのちのはじまりにとって決定打となるのは、「そこに水と生存にとって必要な環境(温度、塩分、ミネラル)」がそろっているだけでは足りてはいなくて、100ギガヘルツ~100テラヘルツと言う法外な超短波(テラヘルツ)遠赤外線の必要を指摘しないわけには行かない。

 おそらく宗教関係者は「光」と聴くと「金色の光」を想像するだろうが、そんな超短波線を何者も認識できないし、期待を裏切って申し訳ない。

 その後、そうして各所(陸海空)に原始生命が誕生し、それらがウィンウィンになるように合わさって、次第に複雑な生命に展開して行った。多くの生物に性があるのはその名残りであるように思われる。

 表題の内容については、ざっとそんなような見当をつけている。

 先の記事末尾の指摘、および先行記事「心理学における「連合主義」の誤り」への補足になるが、ストーリーは「実証」からは始まらない。「実証」は、良くて物事の「傍証」たりうるに過ぎない。

 ある意味どうでもいい話で申し訳ない。

 

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