盲聾唖同時障害者のための言語(案)を考えましたので、それを記しておきたいと思います。形としては掌にてコミュニケーションを取ることを想定しています。触覚を使ってのコミュニケーションと言うことになります。
まず、3×3の格子(グリッド)を考えます。これに点押さえ、短線、長線、斜線を引く線分の組み合わせ(パターン)を考えます。そうすると、ざっと1000パターン超くらいの点と線分のパターンができます。
このパターンを、確認語、進行語、対象語、動作語、補助語の順に並べます。意味はそれぞれの順で違うので、それぞれについて単語をパターンごとに決めます。確認語と進行語はせいぜい10パターンくらい、補助語は100パターンぐらいしかないので、それほど記憶にかかる負荷は大きくありません。対象語と動作語はそれぞれMAX1000パターンずつくらいあれば、コミュニケーションに支障は出ないはずです。
これを、母親が乳児に言葉を教える要領で「行為の同期性」を用いて盲聾唖同時障害者に学習していただきます。困難はありますが、乗り越えられるはずです。
このような骨絡で、あとは単語帳を整備します。ある程度自由度を高くしておくと、盲聾唖同時障害者の方々の文化としての文字体系にできるだろうと思います。
こうすることで盲聾唖同時障害者の方々とのコミュニケーションが図れるかと思います。
あくまで骨絡ですが、こうすると盲聾唖同時障害者の方々の不自由をある程度取り除くことができようかと思います。
展開としてこれをユニバーサル言語にしても、言葉としては恥じないものになろうかと思います。
