超短編創作童話「お日様と陰」

 ある日お日様が神様に「陰を見たい。なぜならそこには素敵な宝物があるかも知れないから」と言いました。  

 それと同じ時に陰が神様に言いました。「お日様を拝みたい。なぜならそこには素敵な光があるから」と。  

 神様はすべての存在に良いように考えるので、夕暮れと夜明けをお日様と陰のために作ってあげたとさ。  

 おしまい。

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