放電の「糞詰まり」としての重力

 観察事実としての重力については、ニュートンの「万有引力」と言う考えで大方のものの振る舞いはお分かりであろうと思うが、その機制については誰も明確には話していないようである。  

 筆者の考えでは、重力の基礎は「物体のフリクション(摩擦)の重畳」にあると思う。  

 皆さんは「地球をはじめとする惑星のほとんどはなぜ丸いのか」と疑問に思ったことはないだろうか。  

 また、「もし万有引力が本当なら、なぜ僅かでも地上の剛体同士に何らかの力が働かないのか」と言う疑念をお持ちにならないであろうか。  

 もし「万有引力説」が正しいとするのであれば、どんなに弱い力であれ、ものとものが関係するだけでエネルギーが得られるはずだ、と考えるのが自然かと思われるが、残念ながら「万有引力」説を信じているくせに永久機関を否定する辻褄の合わない話をする「科学者」でこの世は溢れている。  

 ものとものは基本的に電気結合していることは学問のいかんを問わず言わずと知れた常識である。  

 ではなぜ地球が丸いのかは、地球の中心部に行くほど「フリクション=電子放出」が激しいからだと思うのは不自然な考えであろうか。  

 もう一歩踏み込んで言うと、地球の中心部では最も電子放出が激しいために電子同士の衝突もまた最大であろう、と言うことである。  

 筆者は、この「電子衝突の大きさ(対体積比電子インフレーションの物的許容限界越え)」が重力の正体だと見ている。つまり行き場を失った電子エネルギーの大きさが重力なのではないか、と。なので、交流電流の周波数を超極速にすると近似的にそのような状態を作ることができようかと思う。  

 宇宙空間は真空である。真空というのはフリクションがゼロの世界だと言うことである。なのでものも電子も決して止まらない。惑星による電子の放出量は惑星内部に較べると等比級数的に少ない。

 そんなことから、「重力とは抗圧力のことである」と言えなくもない。 

 取り敢えずそんな風にお星様を見ておくことにしたい。

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